君はマーメイド!
act.4〜イルカセラピー〜
取材内容のコンテと、過去の記事を見て驚いた。
何だ、"今月のイイ男"って!
椅子に座ったまま絶句してしまった俺を、
ベッドに座ったさんは不安げな表情で伺っている。
彼女は食堂を出てからいったん部屋に戻り、
薄型タイプのノートパソコンと、紙束が入ったファイルを抱えて、
第2甲板の船室、菊池の部屋のドアをノックした。
いつもなら尾栗や角松が、ノックも無しに乱暴に叩き開けるドアから、
まるで優等生が職員室の扉を叩くような音がして、
菊池は何年かぶりに、どうぞと入室の許可をした。
ああ、椅子をもう1脚用意しておけば良かったな。
元々1つしかない椅子に、菊池は何気無しにが座ってしまって、
彼女は一瞬の逡巡の後、失礼しますと言ってベッドに座った。
彼女が片桐であったなら、菊池は何も思う事は無かったかもしれない。
また菊池が尾栗や角松であってなら、更に何も考えはしなかっただろう。
彼女をベッドに座らせる事に、一瞬の躊躇いを覚えた菊池は自らを恥じた。
結局、1人のジャーナリストだと思おうにも、性別の差を思う事が先走る。
全てにおいて、特に職業に関して、性差別は最も唾棄すべき概念であるのに、
頭ではわかっていても、何故か気持ちが、を女性として扱ってしまう。
桃井一尉は他意無く同僚として接せられるのに。
ジレンマに悩む菊池を他所に、彼女を紙束の入ったファイルを開き、
ごそごそと何枚かの雑誌のページ片を探し当て、その小さな両膝に乗せていった。
「これです、このような連載の取材なんですけど・・・・」
「・・・・は?何ですかこれは、今月の、イイ男・・・・?」
今に至る。
企画を知らされた瞬間は、断固拒否の体を崩さなかった菊池ではあったが、
昨日から約束していたこと、そして彼女の切実な頼み込みに、折れた。
「ごめんなさい、無理を承知は解っているんですが」
「いえ、説明もそこそこに、請合ってしまった俺が悪い」
「このような場でこんな取材をお願いするのは無礼ですよね、本当に」
「そんな、取材に無礼も何もありません、記者とはそれが仕事でしょう」
最後の方では、どちらが折れているのか解らなくなって、
ついには、ぜひ取材をお願いしますさん、と菊池の方から言ってしまった。
大きな瞳を更に見開いて喜んだ彼女は、意気揚々とノートパソコンを起動し、
ポケットから小型のレコーダーを取り出して、ベッドの脇に置いた。
パソコンの起動音を聞きながら、菊池はふと思い至る。
取材を受けさせるための、これも彼女の手管だとしたら、何とやり手の論客か。
彼女はパソコンを起動する間に、デジカメに何やらコードをとりつけて、
「でも良かった、お受け頂けて!菊池さんしかいないと思っていたんです!」
花が咲くように笑った顔は、真顔よりも更に幼く見えて、
白く美しい歯列が、彼女の育ちの良さを物語っていた。
「俺なんかよりもっと適任が、他にいるでしょうに、恐縮です」
「そんなことないですよ、かっこいい男性限定取材ですもん、菊池さんの他にいますか?」
「・・・・。は、はは!他の科員が聞いたら泣くな」
いたずらっぽく聞いた彼女に、思わず菊池は笑ってしまった。
そして笑った瞬間、彼女が握ったコードからカチリと音がして、
ベッドの上に、菊池に向けて置かれたカメラから、シャッター音がした。
撮られていたのか、気づかなかった。
カメラに取り付けたコードのようなものはハンドシャッターだったのか。
確かに、笑って下さいとレンズを向けられては笑みも引きつるが。
素の笑顔を取られるのも、何か恥ずかしいと、
菊池は多少の照れも思ったが、しかしそれ以上に彼女の手法に感服した。
角松と尾栗以外は殆ど見られる事の無い、菊池の素顔。
彼女はいとも簡単に、それをカメラに収めてしまった。
「そういえば、今日のお仕事はもう終えられてたんですか?」
「はい、今日は特に何もありませんでしたから報告書も簡単だった」
「良かった、これで心置きなくお話聞けます。いつもお忙しそうだと思って」
「そうですかね、演習当日に比べれば暇な方ですよ」
「演習のある1日ってどんな感じですか?やっぱり近くで見ていても、謎な所が多くって」
雑談のような会話をしつつ、彼女は手元を全く見ずに、確実にタイピング音を響かせる。
まさかもう、俺の言葉を記事の一端として、書き始めているのだろうか。
さあ始めますよと言われて、一問一答が始まるものと思っていて、
菊池は、どんな質問が来ても過不足無く答えようと、
応答の推敲に少し肩肘を張っていたが、軽い肩透かしを食らった。
食堂を出てくるときには、二人きりで何を話せば良いのか、
尾栗や角松のように上手い言葉を返せるかなんて、柄にも無く不安を感じていたのに、
さっきはあんなにも不器用にしかできなかった、雑談という会話を、
今、彼女は菊池を相手に、滑るような応酬を繰返している。
記者というのは、こういう事なのか。
「ご存知だとは思うが、俺の砲雷長という立場は主にCICで、」
演習や艦、海での生活について説明をする菊池に、
彼女は絶妙なタイミングで相槌を入れながら、時々、
初歩的な質問で失礼ですが、CICってどういう場所なんですか、とか、
お風呂も海水ですけど、慣れたのはいつごろからですか、とか、
休暇のこと上陸って言うんですね、どれくらい毎に上陸ですか、とか、
記者として的を得ているような、いないような、多様な質問を投げかけた。
その間も、どんな表情を狙っているのか、シャッターの音は途切れない。
しかし、彼女の視線はカメラのファインダーでもなく、パソコンのモニタでもなく、
常に菊池の顔を見ながら話していて、本当に雑談と変わらないような気分になる。
「上陸ってみなさん楽しみなんですね、菊池さんは何を一番したいとかあります?」
「そうだな・・・・本屋に行きたい。たぶん新しいのが沢山出ているだろうから」
「あ、読書お好きなんですね、何かオススメってありまぜん?私、最近良い本探してて」
いつの間にか、自分が彼女に対して敬語で無くなっている事に、
仕事の話から読書の話にシフトした事に、菊池は気づかなかった。
会話はおもしろいくらい四方八方にその主題を転じて、
読書の話に始まり車の話、学生時代の話、小さい頃の話、
好きな食べ物の話、休日のファッションの話へと、飛び散るように移り変わり、
菊池は後で気づいて驚く事になるが、好きな女性のタイプの話までしてしまっていた。
そして話題が酒やワインの話になったとき、
菊池はふと、彼女の変化に、気づいたのだ。
彼女の、南国の夜の砂浜のように白かった頬が、
白さを通り越して、青白く血の気を引かせている。
彼女の、深海に咲く珊瑚のように紅色だった唇が、
今やその輝きを失わせ、紫に近い暗色を灯している。
つい先ほどまで、淀みなく流れるように聞こえていた、
キーボードのタイピング音が、時々つっかかりを感じさせるようになっている。
会話の口調や目線は、少しの変化も見せなかったので、
菊池は、彼女の不調に気づくのが、遅れてしまったのだ。
船酔いだ。
今ではすっかり艦乗りになり、どんなに時化る艦上でも、
少しも体勢をぐらつかせることの無い菊池ですら、
学生時代、初めて艦で実習を受けたときには、
他の学生らと共に顔を土気色にして、その苦しみに耐えたものだった。
今はもう艦の生活に慣れてしまって、
凪いでいる海上では、その揺れは無感に等しくなってしまっているが、
当たり前だが、目の前の彼女は、艦乗りでは無い。
少しの揺れでも、学生時代の菊池同様、相当身体に堪えるのではないか。
「・・・・失礼、さん、体調が優れないようだが、大丈夫か?」
菊池は会話を中断し、問われた事に驚いて目を丸くする彼女を見遣った。
どうして不調がばれたのだろうという驚きのようだった。
ばれないはずが無い。菊池は艦乗りだ。
どんなに隠しても、船酔い患者を見分けられないわけが無い。
「やっぱりばれちゃいましたか・・・・ごめんなさい、酔い止めは飲んでいるんですけど」
「いや、謝ることは無い。艦に慣れない内はなって当然なんだ、船酔いは」
「ご心配かけてごめんなさい、でも大丈夫ですから、続けましょう」
「とても大丈夫そうには見えないな、顔が青いぞ」
「本当に、大丈夫です」
記者として、仕事を全うしたい気持ちも、プライドも、菊池には分かる。
だが、どう見ても健康そうには見えない彼女の顔色に、
これ以上取材を続けられるわけにはいかなかった。
「中断した取材は後日また受けるから、今日は休んだらどうだ」
「いえ、残りあと少しですし、私の体調不良なんかを中断の理由にはできません」
断固として彼女は気丈に振舞う。
菊池を安心させようとしてか、ぴんと張った背筋につながる、
華奢な肩が、襟元から覗く細い首筋が、逆に菊池の保護心を逆撫でた。
「ご配慮はありがたく思いますけど、わたしも記者です、完璧に終えてこそ仕事ですから」
「気持ちは分かるが俺も艦乗りだ、船酔い患者を放っておくわけにはいかない」
「でも今は取材中です、頑なにならず記者に進行を委ねてはいかがですか」
「頑なはどっちだ、今のあなたは俺にとって記者でなく一介の船酔い患者だ」
話が変な方向に向いてきた。二人の語調に熱がこもる。
仕事を完遂させようという、彼女の記者としての矜持と、
体調の悪い彼女の身を案じる、菊池の自衛官としての矜持が、
つば競り合って、剣呑な火花を空気中に散らす。
「お気遣いは無用です、インタビューを続行させてください」
「頑固だなあなたも!少しは人の意見を聞き入れたらどうだ」
「どういう意味ですか!取材中は進行を記者に任せるのが義務、なの、では、」
言葉の最後で、彼女は急激な貧血に見舞われたらしい。
ふらふらとベッドに右手を付いて、とっさに左手で額を覆った。
細く小さな左手は、その顔色以上に色を失い、触れるだけで折れそうだと菊池は思った。
「・・・・さん、今日はいったん中断しよう、
あなたがその調子では、俺が安心して会話ができない」
彼女の意に反して、一心に保護を求めるような彼女の身体の様子に、
菊池は諭すような言葉をかけた。
その声は自分でも驚くくらい優しく暖かく、菊池はまたも、少しだけきまり悪く感じる。
普段、尾栗や角松以外には殆ど見せない自分の素の部分を、
彼女には、無意識のうちに垣間見せてしまっている気がする。
菊池は椅子から立ち、
未だ調子を取り戻せず右手をベッドに、左手を額に乗せたままの彼女の膝から、
ノートパソコンを下ろし、内容をそのまま保存して、電源を落とす。
カメラは片付け方が解らないので、ハンドシャッターのコードだけ抜いて纏める。
出されたままになっていたコンテや記事の紙を、揃えてファイルに仕舞っているとき、
「・・・・ごめん、なさい、ご迷惑をおかけ、して」
蚊の啼く様な声で、彼女は謝罪の言葉を発した。
「謝ることは無い、あなたの仕事に対する気持ちも、船酔いの辛さも解る」
菊池の、自分でも驚いた優しい口調は、未だ続いていた。
優しい口調が殊更恥ずかしいわけではないが、
なぜいつものように自分の語調や表情を上手くコントロールできないのか、
菊池には不思議に感じた。
「歩けるか?医務室に行くか?いや、もう酔い止めは飲んでしまっているのか」
「・・・・さっき飲んだばかりなんです、たぶんもう飲めない」
自室で休ませようとも思ったが、酔ってしまってから締め切った部屋に入ると、
更に容態が悪化することを、艦で生きる菊池は知っている。
幸い、今夜は晴れ。海も凪いでいる。
こんな時の特効薬を、菊池は彼女に勧めた。
「さん、少し歩くが甲板に出ないか?風に当たると楽になる事が多いんだ」
辛そうで弱々しい視線が、菊池を見上げた。
しかしその表情だけは、未だ菊池を心配させまいと、辛うじて平静を装っていた。
ハッチを開け広い甲板に出ると、こぼれるような星空と涼しい潮風が、菊池と彼女を包んだ。
月齢は新月。輝きを邪魔されることのない星々が、夜空よりも多くの面積を独占している。
体調悪く、甲板に出るまでもが一苦労だっただったが、
この星空の迫力に不調を忘れ、菊池の隣で空に飲まれ、言葉を失った。
菊池にとって当たり前になってしまった海上の夜空も、
彼女にとっては自然の織り成す感動であるらしい。
菊池も、改めて久々に見上げた夜空は、やはり美しかった。
「・・・・どうだ?少しは楽になれたと思うんだが」
未だ夜空に絶句したままの彼女に、声をかけるのを一瞬躊躇ってしまった。
呼び止めることに戸惑うなんて、菊池は自分の感情を疑った。
「・・・・はい、船酔いを、忘れてしまいました、こんな、すごい、空」
「俺はもう慣れてしまったが、綺麗だよな、やっぱり」
「星って、こんなにたくさんあって、こんなに綺麗だったんですね」
ベイブリッジの夜景にもヒルズの夜景にも、これを見てしまったらもう感動できないと、
彼女は震える声で、感嘆のため息を漏らした。
菊池はベイブリッジにも六本木ヒルズにも、まだ行ったことが無い。
否、ベイブリッジは通ったことはある。
しかしそれは仕事で空港に行くためであって、夜景を見るためでは無かった。
彼女は仕事柄、きっとどちらも何度も行った事があるのだろう。
菊池は少しだけ、彼女と自分に距離を感じた。
海に似合わぬ白い肌、救命胴衣が重そうな華奢な体、街の夜景をよく知る瞳。
「船酔いは部屋で休むより、風に当たった方がけっこう楽になるんだ」
「経験の差ですね・・・・私はやっぱり至りません・・・・」
夜空を見上げていた大きな両瞳が、少しだけうつむいた。
長い睫毛が、白い頬に影を作った。なぜか菊池は、それから目を逸らしてしまった。
「至らないのは当然だ、初めて艦に乗って、全てを完璧にこなせる方がどうかしている」
菊池の言に、彼女が視線を向けた。
背の高い菊池を、見上げるように向けた瞳に、夜空の光が映りこんでいた。
「艦に乗るのは生まれて初めてなんだろう、もっと失敗しても良いくらいだ。
・・・・あの片桐さんだって、初めて艦に乗ったときは酷かったもんだ」
「・・・・片桐さんが?」
「ああ、4年前かな、あの人には俺たちはかなり手酷い仕打ちを喰らったよ。
康平なんか・・・・汚い話で申し訳ないが、膝の上に吐かれたんだ、船酔いで。
雨の中で主砲を撮影しようとして、海に落ちそうになった事もあったな」
「・・・・は、あはは!嘘!そんなこと一言も聞いてなかった!」
記者としてのプライドと、初めての従軍ジャーナリストとしての緊張で、
今まで過剰なほどに気を張り詰めていた彼女の、素顔の笑みを、菊池は初めて見た。
慇懃な作り笑顔でもなく、取材のオフィシャルな笑顔でもない、それに。
何で、俺の鼓動は高まるんだ。
その時、艦内のスピーカーが、夜の潮風に優しく響いた。
『・・・・艦長の梅津だ。これより消灯まで、F作業を許可する』
それだけ伝えてスピーカーの電子音は切れる。
そういえばここは、まだぎりぎりの日本の領海内だ。
凪ぎの海と晴れた空を見ての判断か、艦長らしい気の利かせ方だと菊池は思った。
「えふ、さぎょう、ですか?」
隣で聞いたことの無い単語の意味を、彼女が菊池に問うた時。
ハッチが開いて、艦長のサービスに喜んだ数人の科員が、手に釣竿を持って飛び出してきた。
「夜釣りなんて、粋な計らいだな!」
「マンタとか熱帯魚とか、すごいのが釣れるかもしれんぞ!」
「カジキかマグロだろ!釣り上げてみせる」
課員たちの言葉を聞いて、彼女は納得したらしい。
娯楽の少ない艦上で、艦長の名においてたまにお達しが出る事がある。
釣りの事だ。なぜそのまま釣りと言わずF作業と称すのかは、菊池も知らない。
静かだった甲板が、急に賑やかになった。
一人の科員が菊池に、砲雷長もF作業ですかと問う。
そんなところだと言葉を濁した菊池に、隣で彼女が笑った。
もう体調もすっかり良好を取り戻したらしい彼女は、
甲板に並んで釣り糸を垂れる科員たちに、カメラを向ける。
きっと彼女のカメラには、微笑ましい構図が焼きついているのだろう。
彼女はそのまま、夜空や海の様子、夜の甲板にもシャッターを切っていく。
「あ!菊池さん、あそこ、イルカです!」
水面に目を向けた彼女が、驚きと興奮で菊池に知らせる。
指差した方向を見ると、確かに数匹のイルカの群れが、
星明りに黒いシルエットとなって、弧を描いて波間を跳ねていた。
今更菊池にとって、星空同様イルカも、さして感動には結びつかない。
だが、すごい、初めて生で見ましたと、嬉々とファインダーを向ける彼女に、
「・・・・ああ、確かに、綺麗だな」
イルカではなく、彼女のほうを向いて呟いた。
星空と水面は、星の密度をもってその境を分ける。
一際高く、跳ね上がったイルカは、
星空を泳ぐようだった。
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〜後書き!轟沈。〜
かくなる上は腹かっ捌いてお詫び申し上げなきゃイカンのかなこの場合。みたいな見事な轟沈。
二次創作なんぞ結局は自己満の世界ですがここまで陶酔すると自分の脳の機能に不安を感じますね2005春。
毎度毎度、ドリを書くときには資料集めから入るんだけんども、
毎度毎度、度量と力量の不足に、自己嫌悪をがぶ飲みさせれているよ。ラッパ飲みに近い。そーれ一気。
何でこんなムシケラが、海自やら従軍ジャーナリストやら神秘のゾーンに図々しくも手ぇ出しちまったんだ。反省。
まあ良いか。良くねーよ。結局自己満だしな。視線が痛い。
そして今回、ヒロインの外見描写にすげー悩む。そして作中の個人的概念の露出にもすげー悩む。
女性で、年若くて、従軍ジャーナリストで、こんなこと書くと差別とか偏見に繋がらないかなとも思うけど、
髪の描写と唇の描写、服装の描写が、未だ書けない。
菊池らの働く海自という場所との温度差を恋愛描写につなげたくて、
男性であり海自にはまず見ない(この書き方も不当だけど)、
ちょっと茶色の長髪で、グロスに潤う唇で、勤務中だけど多少気遣った服装で、みたいのを入れたかったんだけど。
かたやヒロインの、記者って職業にプライドを持たせたかったし、このジレンマね。イガイガする。違った、イライラする。
職務に矜持の高い女性従軍ジャーナリストは、短髪すっぴんで簡素な衣服であるべきだ、なんてそっちも偏見だがね。
正直、菊池の心はヒロインを、ジャーナリストより、女性として意識しちゃった時点で大きな差別だと思ったんだけど、
マイサイトでは菊池はヘテロセクシャルだし、性として意識しなきゃ恋にも繋がらない。ドリ書く意味も無いもんでね。
清水の舞台からジャンピンよ!
このサイトの別作で、進行中の銀英伝のドリは、『若者の性的意識の目覚めと、恋と性への興味』みたいのが裏テーマ。
職業における性差とか、一性別が多数を占める職場でのマイノリティへの概念、みたいのに気を配る必要、殆ど無かった。
これは天がムシケラに与えたもう試練じゃろかー!!!無神論だけどね。ハッ(嘲笑)
つーか後書き長くね?うざいってな。